洗浄・洗剤雑感20160926b

点滴に界面活性剤?(2)

先ほど書いた文章の補足です。陽イオン界面活性剤に関してです。

先ほど、陽イオン界面活性剤は柔軟作用や殺菌性があるという説明をしましたが、陽イオン界面活性剤の中にも種類があって、柔軟作用は優れているけれども殺菌作用は弱いものと、柔軟作用はあるかどうかわかりませんが、殺菌作用に優れているものの違いがあります。

殺菌・消毒剤の素材として用いられる代表的なものは、ベンザルコニウムクロライド(アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩)です。塩化ベンザルコニウムなんていう呼び方もありますね。一方で、柔軟剤やリンス剤に含まれる界面活性剤、最近は一生懸命に環境や人体に優しいものが開発されています。環境にやさしいとは、自然に分解されやすいということで、1年も放置しておくとドロドロになって使いにくくなってしまうといったものです。

そういうことで、仮に陽イオン界面活性剤が犯人であったとしても、柔軟剤やヘアリンスを怖がる必要はありません。但し、柔軟剤やヘアリンスも絶対に飲んだりしてはいけません。食べ物ではなく、化学物質の集合体なのですから。

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