大矢勝研究室の案内ページ(学生への研究室案内)

研究分野:「洗浄と洗剤の科学」

【大学院】横浜国立大学大学院環境情報学府人工環境専攻
【学部】横浜国立大学理工学部化学・生命系学科化学応用EP
(2021年4月25日改訂)

注意:2021年度の秋学期以降は大学院生を研究室に受け入れることができません
大矢は2023年3月で定年退職を迎えます。そのため2021年4月に迎え入れた修士院生を最後に、以降は院生を受け入れることができません。博士課程も受け入れることができませんが、既に研究成果を有している人は論文博士の学位を授与するというパターンもあります。その場合、
対象テーマ関連で、本人が筆頭著者等の権利を有している論文が3報以上(IF付きの国際誌が望ましい)という目安です。2022年夏過ぎに申請・予備審査、2023年1~2月に本審査というのが最終になります。該当者は早めにご連絡を。

【研究室紹介】
生活場面から各種産業に至る広範な分野で行われている洗浄を科学的に系統だててまとめる「洗浄学」の構築を目指して研究に取り組んでいます。汚れ落ちのメカニズムは界面活性剤による界面化学的作用、酸・塩基による溶解、酸化反応、キレート作用、光反応や超音波、高 圧水、プラズマの作用など多種多様ですが、未知の洗浄機構を明らかにする実験研究に取り組むとともに、種々の洗浄
メカニズムをデータベースとして整理することを目指しています。また洗浄には特に環境負荷が少ないことが要求されるので、汚れ落としの能力と環境影響から総合的に評価していく手法の開発が望まれています。本研究室では、汚れ落としの能力を客観的に評価するための種々の研究に取り組むとともに、洗剤類の水生生物毒性の評価法の改善、また資源・エネルギー的な視点からの洗浄・洗剤の環境影響評価などに取り組んできました。


★メンバー構成と最近の研究テーマ
【本年のメンバー構成】
2021年度 D3:4名、M2:3名、M1:5名、B4:3名 (Dは全員社会人)

●研究テーマについて(これまで)

新たなメンバーには「洗浄科学」の研究テーマに取り組んでもらいます。洗浄科学の基本は、①実際の汚れ分析、②モデル汚れ作成、③洗浄試験、④洗浄機構解析・新洗浄方法提案、という流れになります。具体的研究テーマとしては下記のものがあります。

・界面活性剤による油汚れの除去(特に天然系界面活性物質の有効性)
・各種酸によるカルシウム・鉄ザビ系汚れの除去(安全性の高い酸組成を探索)
・アルカリ剤・酵素による血液たんぱく質汚れの除去(医療系分野の効率的な洗浄方法)

●学部3年生に向けて
◇定年退職の関係で大学院まではお付き合いできないので、学部卒業後にそのまま就職を考えている人、他大学への大学院進学を希望する人などが研究室への受入対象になります。他大学進学希望者等は若干ですが試験勉強をサポートします。
◇留年できません。卒業時期が延びそうな人は避けたほうが望ましいでしょう。
◇最後に研究室の片付けなどを手伝ってもらえると有難いです。
◇卒論テーマとしては、生活に関連するニセ科学情報の問題点に関する内容や、掃除・洗濯などのごく身近な小さな疑問点を明らかにする研究などを考えています。他大学院進学希望者には、希望を聞いたうえで可能な範囲で役立つ内容を選択します。

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