研究相談・共同研究・委託研究等について

【研究・技術相談】
1)情報交換形式
多くの企業の方が研究・技術相談に来られています。基本的に Give & Take の形になっているのが望ましく、その場合は情報交換ということで処理させて頂きます。当然課金などはかかりませんが、基本的には事前にアポを取って研究室にお越し頂き情報交換を行います。但し、当方に面白いアイデアが浮かんだからといって、そのまま差し上げるということはありません。また、この形式は基本的に初回の1回のみです。
2)技術相談・知識提供など
企業の方の業務に関連しての具体的課題についてのアドバイス等を希望される場合は、そのまま私から解決策等をお伝えすると、私が大学に対して知財関連の損害を与えたことになるのでご注意ください。大学に産学連携推進本部がありますので、そちらを通して正式の相談業務としてお申込みいただくとスムーズだと思います。過去の例では5回面接相談で30万~50万円程度という形などがあります。契約書+寄付金という形が一般的でしたが、最近寄付金は企業内で処理が困難になってきたようです。横浜国大では2020年度より学術指導という制度ができ、これを利用される企業が多くなってきました。https://www.ripo.ynu.ac.jp/company/contact/guidance/

【共同研究】
1)学生の研究テーマとして
実験を伴う研究テーマに関しては共同研究という形があります。ただ、最近の学生さんは非常に忙しいので、かなり効率が悪くなります。少量の実験+理論的な展開で成果を得る方向性が望ましいです。大学に依頼すると試験機関よりもコスパが良いと思われる方もおられるようですが(実際20~30年前はそうでした)、現在では学生の研究成果に結びつかない作業等は教育上の問題になることもありますので、かえってコストは高くつきますのでお気を付けください。実験量ではなく、大学の名前を使っての結果の信頼性・宣伝効果等を重視する場合はお勧めです。
2)企業の方が研究を担当
企業の方が数か月間研究室に来られて実験するといったタイプは大きな成果が得られやすいでしょう。大学での研究室使用の手続きが必要になりますが、確実な成果が必要な場合はこの形が望ましいです。産学連携推進本部を通じて正式の共同研究申請をして頂くとよいでしょう。

【委託研究】
商品の開発等に関して試験結果が必要であるといった場合は、どのような試験が必要かという具体的な要求項目を上げて委託研究を申請していただくとよいでしょう。その場合、研究室全員で5日間ほどの短期決戦(準備期間を除く)で試験データを出すといったパターンが典型的です。基本的には学生の論文には関連付けず、試験データは外部に漏らすこともありません。もちろん企業にとって都合の良いデータは大学での試験の結果であることを公表して頂けます。過去の事例では1件当たり50万円~100万円程度でお受けしています。

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大矢 勝
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