研究相談・共同研究・委託研究等について

2023年3月末で大矢は横浜国立大学を定年退職です。以降は、個人として技術相談を受け付けたり、現役の先生に窓口になってもらって大学として共同研究や委 託研究を受け入れることができます。

【個人としての技術相談】
ここでの技術相談とは営利目的の企業の活動に直結するものを指します。個人としての技術相談は、大きく分けて、簡単な実験や現地での技術指導を伴う技 術顧問と、企業の行った試験結果等に関するコメントを主体とする技術顧問、そして単発で行う技術セミナー+相談があります

1)実験・現地指導型の技術顧問
洗浄剤や洗浄方法の開発や洗浄試験方法の習得等を目的とした技術相談の場合、こちらのタイプの技術顧問が基本になります。実験は基本的に大矢自身で対 応します。学生さん等に任せるのに比較するとスピードは5~10倍ほど、但し全体でこなせる実験量はかなり少なくなります。論文や報告書等に出せるような数値 データは期待できませんが、適切な成分の探索やある洗浄方法(モデル試験として)の可能性等については素早く対応できます。また、実験・試験設備等を整えたい という企業様にも、その目的に応じた設備の提案や実際の洗浄試験方法の指導などを担当します。費用としては実験費込みで10万円/月(税込)×12か月の契約 を基本とし、京浜地区以外への出張には旅費を別に頂きます。

2)面談・オンライン会議での技術相談を主体とする技術顧問
企業様が既に技術を有しており、その洗浄理論やちょっとした改良等に関するアドバイスが求められている場合、このタイプの技術顧問になります。年間契約で最大で8 回×90分の相談となります。但し、時間当たりの労働という形ではなく、成果として重要な情報が得られたかどうかでご判断頂ければと思います。費用としては50万 円/年(税込)の契約を基本とします。

3)技術セミナー+技術相談
企業を対象に技術セミナー+技術相談も受け付けます。事前に企業の取り組んでいる内容(洗浄関連)+相談事項をお知らせ頂きましたら、その内容に関連 する講演内容をまとめて2時間程度の技術セミナーとして講演し、その後1時間ほどの技術相談を実施します。15万円/回(税込)を基本とし、京浜地区以外への 出張には旅費を別に頂きます。

【大学としての技術相談・共同研究・委託研究】
エビデンスとしての実験データが必要な場合や大学との共同研究・委託研究等の活動を宣伝材料としたい場合などには、大矢個人ではなく大学との契約が必要になるで しょう。その場合、現役の先生に窓口になって頂き、実質の相談や実験は大矢が担当するという形が選択できます。但し、退職後は実験を担当してもらえる学生はいませ んので、多量の実験は受け入れられません。JIS、その他の公的試験方法なら私に依頼するメリットはあまりないと思いますが、試験方法が未確定だがエビデンスが欲 しいといった場合には選択肢の一つに入るのではないかと思います。実験量ではなく、大学の名前を使っての結果の信頼性・宣伝効果等を重視する場合はお勧めです。ま ずは大矢までご連絡ください。

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大矢 勝
moya@=@ynu.ac.jp ← @=@を@に変えてください